難民定住の枠(読み)なんみんていじゅうのわく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「難民定住の枠」の意味・わかりやすい解説

難民定住の枠
なんみんていじゅうのわく

定住希望の難民何人まで受入れるかという定数枠。昔から他民族の流入に慣らされてきた諸外国に比べ,日本は難民の受入れに消極的で,国際的な非難を受けてきた。しかしインドネシア難民の流出が増大した 1980年代に,日本としても定住受入枠を拡大せざるをえなくなり,85年に従来の 5000人から1万人にあらため,難民収客のための施設もふやした。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

選挙公職を争うとき,政党や候補者が,当選後実現すべき政策について有権者に向けて表明する約束。当選者が選挙公約に拘束され,実現の努力を行うことは責任政治の重要な構成要素である。...

公約の用語解説を読む