難波淳郎(読み)ナンバ アツロウ

20世紀日本人名事典 「難波淳郎」の解説

難波 淳郎
ナンバ アツロウ

昭和・平成期の画家 写仏の会主宰。



生年
大正15(1926)年6月25日

没年
平成5(1993)年4月10日

出生地
東京都八王子市

学歴〔年〕
明治大学文学部史学科卒

経歴
もと洋画家だったが療養生活を経て信仰、写仏の生活に入る。昭和54年寺院の幼稚園園児に写仏を教えて成功。仏教雑誌に「写仏のすすめ」を書いたのがきっかけとなり、写仏ブームを巻き起こす。装丁挿絵などを手がける他、仏像をテーマにした水墨画を毎年発表した。著書に「写仏のすすめ」「墨絵技法」「カットデザイン世界」「関東古寺巡礼」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android