最新 地学事典 「雨の海」の解説
あめのうみ
雨の海
Mare Imbrium
38.5億年前の月への巨大衝突によってできたインブリウム盆地(直径1,160km)内部に,玄武岩質溶岩が埋め立ててできた円形の溶岩平原。月の表側中央のやや北西にある。クレーター密度を用いた年代計測によると,溶岩の埋立ては盆地の形成直後から32億年前頃までが盛んで,その後十数億年前まで続いたらしい。中央部での溶岩の厚さは 2~10kmに達する。
執筆者:諸田 智克・白尾 元理
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

