クレーター密度(読み)クレーターみつど

最新 地学事典 「クレーター密度」の解説

クレーターみつど
クレーター密度

crater density

衝突クレーターの単位面積当りの数。古い天体表面ほど多くのクレーターが存在すると期待されることから,クレーター密度は天体表面の年代指標として使われる。月では岩石試料の放射年代と岩石試料が採取された領域のクレーター密度の関係がわかっている。それによると,30億年前よりも若い表面では,年代とクレーター密度は比例関係となっているが,35億年前より古い表面では年代とともに指数関数的に増加する。この関係を用いることで,岩石試料が得られていない領域でも,画像からクレーター密度を計測することで絶対年代の推定が可能である。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 白尾 元理

夏の暑さに体が慣れること。数日から数十日間で起こる短期暑熱順化と、数年または数世代にかけて起こる長期暑熱順化とがある。→寒冷順化[補説]近年では、冷房設備の普及にともない短期暑熱順化が起こりにくくなっ...

暑熱順化の用語解説を読む