雨禁獄(読み)アメキンゴク

デジタル大辞泉 「雨禁獄」の意味・読み・例文・類語

あめ‐きんごく【雨禁獄】

白河法皇が、法勝寺行幸を雨のために三度も妨げられ、また行幸当日も雨が降ったので、怒って雨を器に入れ獄に下したという故事。「古事談」にみえる。

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精選版 日本国語大辞典 「雨禁獄」の意味・読み・例文・類語

あめ‐きんごく【雨禁獄】

  1. 白河法皇が、法勝寺(ほっしょうじ)金泥(こんでい)一切経の供養をしようとしたが、雨のために延期すること三度に及び、さらに供養の当日もなお雨が降ったので、怒って雨を器に入れて獄舎に下したという故事。「古事談‐一」に見える。

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