雪じもの(読み)ユキジモノ

デジタル大辞泉 「雪じもの」の意味・読み・例文・類語

ゆき‐じもの【雪じもの】

《「じもの」は接尾語》雪のようなもの。副詞的に用い、雪のようにの意で、「行き」にかかる序詞一部となる。
「ひさかたの天伝あまづたひ来る―行き通ひつつ」〈・二六一〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「雪じもの」の意味・読み・例文・類語

ゆき‐じもの【雪じもの】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「じもの」は接尾語 ) 雪のようなもの。副詞的に用いられて、雪のようにの意を表わす。
    1. [初出の実例]「ひさかたの 天伝ひ来る 白雪仕物(ゆきジもの) 往きかよひつつ いや常世まで」(出典万葉集(8C後)三・二六一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む