デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「雪巌」の解説 雪巌 せつがん ?-? 江戸時代中期の僧,漢詩人。江戸上野の寛永寺で修行のかたわら,服部南郭,高野蘭亭(らんてい)に詩をまなぶ。天台宗から浄土真宗に転じ,明和5年(1768)ごろ還俗(げんぞく)。文人僧として知られた。武蔵(むさし)足立郡宮本(埼玉県)出身。法名は実順。字(あざな)は覚道,覚瑞。別号に玩世道人。著作に「唐詩訳説」「浄土百詠」「閑居放言」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例