雲の脚(読み)クモノアシ

デジタル大辞泉 「雲の脚」の意味・読み・例文・類語

くも‐の‐あし【雲の脚/雲の足】

雲の動くさま。雲脚
「急がんと、また立ち出づる―」〈浄・曽根崎

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「雲の脚」の意味・読み・例文・類語

くも【雲】 の 脚(あし)

  1. くもあし(雲脚)
    1. [初出の実例]「野分きだつ夕べの雲のあしはやみ時雨に似たる秋のむらさめ〈藤原為兼〉」(出典:風雅和歌集(1346‐49頃)秋下・六五一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android