雲を衝く(読み)クモヲツク

デジタル大辞泉 「雲を衝く」の意味・読み・例文・類語

くも・く

身長が非常に高いことのたとえ。雲衝く。「―・くばかりの大男
[補説]「雲をつつく」とするのは誤り。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「雲を衝く」の意味・読み・例文・類語

くも【雲】 を 衝(つ)

  1. ひじょうに背丈の高いさまをたとえていう語。
    1. [初出の実例]「雲(クモ)つくやうな食(めし)たきが、布迄織まして半季が三拾弐匁」(出典浮世草子世間胸算用(1692)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android