雲平筆(読み)うんぺいふで

事典 日本の地域ブランド・名産品 「雲平筆」の解説

雲平筆[文房具]
うんぺいふで

近畿地方、滋賀県の地域ブランド。
高島市で製作されている。江戸時代初期の元和年間(1615年〜1624年)につくられ始めた。雲平筆は初代の古代鹿巻筆の伝統を継承している。主な材料動物の毛で、狸・鹿・羊・馬など各種の毛を調合する。芯立ての工程が最も難しく技術を必要とする。幅1cmの和紙を芯毛に巻きつける紙巻きが最大の特徴。滋賀県伝統的工芸品

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「雲平筆」の解説

雲平筆

滋賀県高島市で生産される筆。江戸時代初期に始まったとされる。県の伝統的工芸品。

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