くも‐すき【雲透】
- 〘 名詞 〙 ( 「くもずき」とも )
- ① 雲を透かしてものをみること。雲間を漏れてくるわずかな光。また、その光をたよりにものをみること。多く「雲透にみる」の形で用いられる。
- [初出の実例]「雲(クモ)ずきにみたてまつりけるに、物具・事がら尋常なり」(出典:金刀比羅本平治(1220頃か)中)
- ② 雲のあいだ。
- [初出の実例]「フネガ kumoszki(クモスキ)ニ ミエル」(出典:和英語林集成(初版)(1867))
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
Sponserd by 