図書館情報学用語辞典 第5版 「零葉」の解説 零葉 「れいよう」と読む.出版社や印刷所が出した完全本の状態に対して,後日,一部のページのみの不完な状態になったもの,あるいは意図的にそのようにしたもの.グーテンベルクの「四十二行聖書」(1455頃)のように,完全本では非常に高額なことから,あえて不完全本の製本をばらし,1枚や数枚単位で販売されることがあるが,これらも零葉と呼ぶ.1枚の部分のみの場合は断簡(fragment)という. 出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報 Sponserd by