雷切(読み)いかずちぎり

精選版 日本国語大辞典 「雷切」の意味・読み・例文・類語

いかずち‐ぎりいかづち‥【雷切】

  1. 〘 名詞 〙 電光のひらめくように、すばやく切りこむこと。
    1. [初出の実例]「はしりかかって、いかづち切と名付て、ちゃうときって御覧ずれば」(出典:幸若・烏帽子折(室町末‐近世初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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