電気装荷(読み)でんきそうか(その他表記)electric loading

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「電気装荷」の意味・わかりやすい解説

電気装荷
でんきそうか
electric loading

電気機器設計の基礎となる量で,回転機では1極あたり,変圧器では1足あたりのアンペア導体数 (A) をいう。また,回転機では電機子周辺 1mあたり,変圧器では鉄心長 1mあたりのアンペア導体数をいうこともある (比電気装荷という) 。電気回路を代表する量であって,これと磁気装荷 (磁気回路を代表する量) との積が,電気機器出力に比例する量となる。電気装荷と磁気装荷の配分によって機器の特性が決る。電気装荷の大きい機器は,銅材料が鉄材料に比べて多く使用されるので銅機械と呼ばれ,一般に外形は小さく,低価格で効率はよいが,電圧変動率や速度変動率が大きい。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む