電解重合(読み)デンカイジュウゴウ

化学辞典 第2版 「電解重合」の解説

電解重合
デンカイジュウゴウ
electrolytic polymerization

支持電解質と単量体を含む溶液電気分解により,電極付近で発生したラジカルあるいはイオン重合活性種となって重合が開始される反応.一般に,電極には,白金水銀,鉛,ニッケル炭素などが使われる.なかでも電極表面に導電性薄膜を作製するのに有効な方法で,水または有機溶媒中での電解重合により,ポリピロール,ポリアニリンなどの薄膜が得られる.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む