電解鉄(読み)でんかいてつ(その他表記)electrolytic iron

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「電解鉄」の意味・わかりやすい解説

電解鉄
でんかいてつ
electrolytic iron

鉄塩水溶液電気分解して精製した純度の高い鉄。工業上,純鉄として取扱われる (純度 99.98%以上;スリーナイン) 。普通,屑鋼を硫酸鉄の水溶液中で電気分解して製造するが,硫酸塩ほか塩化物の水溶液を利用する場合もある。特殊な磁性鋼材,触媒,特殊鋼製造原料に用いられるほか,水素を多く含有してもろいため粉末冶金用の鉄粉とする。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む