震天(読み)しんてん

精選版 日本国語大辞典 「震天」の意味・読み・例文・類語

しん‐てん【震天】

〘名〙 (天を震(ふる)い動かす意) 勢いのさかんなこと。また、音の響きのはなはだしいこと。→震天動地。〔晉書‐孫楚伝〕

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デジタル大辞泉 「震天」の意味・読み・例文・類語

しん‐てん【震天】

天を動かすほどに勢いの盛んなこと。

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普及版 字通 「震天」の読み・字形・画数・意味

【震天】しんてん

天をふるわす。〔水経注、河水三〕呂梁の山を(ふ)。~石崇竦、壁立千仞。河激盪し、濤涌き波襄(のぼ)り、雷電洩、天を震はし地を動かす。~蓋(けだ)し大禹、闢(ひら)きて以て河をぜしなり。

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