霜山精一(読み)シモヤマ セイイチ

20世紀日本人名事典 「霜山精一」の解説

霜山 精一
シモヤマ セイイチ

大正・昭和期の弁護士 元・最高裁判事



生年
明治17(1884)年10月15日

没年
昭和50(1975)年3月12日

出生地
岡山県

学歴〔年〕
東京帝大法学部〔明治43年〕卒

主な受賞名〔年〕
勲一等旭日大綬章〔昭和39年〕

経歴
大正2年東京地裁判事、13年大審院判事となり、札幌、広島各控訴院長、大審院部長、東京控訴院長、横須賀捕獲審検所長官を経て昭和19年大審院長となった。戦後22年新憲法制定による最高裁判所発足と同時に判事となり、27年の警察予備隊違憲訴訟、28年の二俣事件などを手がけた。29年退官、弁護士となった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「霜山精一」の解説

霜山精一 しもやま-せいいち

1884-1975 大正-昭和時代の裁判官
明治17年10月15日生まれ。東京地裁判事,大審院判事,東京控訴院長などをへて,昭和19年大審院長となる。戦後,貴族院議員。22年最高裁判事に就任し,警察予備隊違憲訴訟,二俣(ふたまた)事件などを手がけた。29年退官後は弁護士を開業。昭和50年3月12日死去。90歳。岡山県出身。東京帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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