霞に千鳥(読み)カスミニチドリ

デジタル大辞泉 「霞に千鳥」の意味・読み・例文・類語

かすみ千鳥ちどり

霞は春のもの、千鳥は冬のものということで、ふさわしくないこと、または、実際にはないことのたとえ。

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精選版 日本国語大辞典 「霞に千鳥」の意味・読み・例文・類語

かすみ【霞】 に 千鳥(ちどり)

  1. 空高くかかる霞と低くとぶ千鳥、あるいは、春の霞と冬の千鳥ということで、たいそうへだたっていること、ふさわしくないこと、縁のないことのたとえ。
    1. [初出の実例]「手遠き恋の思ひ立(たち)雲にかけはし霞(カスミ)にちどりあしして」(出典浮世草子傾城色三味線(1701)江戸)

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