霧の印(読み)きりのいん

精選版 日本国語大辞典 「霧の印」の意味・読み・例文・類語

きり【霧】 の 印(いん)

  1. 忍術一つ。霧を起こして相手の目をくらませる術。また、そのときに結ぶ印。
    1. [初出の実例]「我がみには、きりのいんをむすんでかけ、このはがくれをしてこそおはします」(出典:御伽草子・浄瑠璃十二段草子(室町時代物語大成所収)(室町末))

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