霧の帳(読み)きりのとばり

精選版 日本国語大辞典 「霧の帳」の意味・読み・例文・類語

きり【霧】 の 帳(とばり)

  1. 霧が立ちこめて、垂れぎぬをかけたように間を隔てていることの形容。霧の幕。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「七夕のよとてのすがた立かくすきりのとはりに秋風ぞふく〈藤原家良〉」(出典:建長八年百首歌合(1256))

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