霧越峠(読み)きりごえとうげ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「霧越峠」の意味・わかりやすい解説

霧越峠
きりごえとうげ

徳島県南部、海部(かいふ)郡海陽町と那賀(なか)郡那賀町の境界にある峠。標高約700メートル。海部灘(なだ)や海部川流域と木頭(きとう)地方を結ぶ峠道で、峠名は、霧の発生が多く霧を踏み越えて塩を馬で運搬したことに由来するという。かつてはこの峠越え通婚も多かった。現在は国道193号が通じるが、台風などにより、通行止めになることがある。

[高木秀樹]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む