霰粥(読み)アラレガユ

デジタル大辞泉 「霰粥」の意味・読み・例文・類語

あられ‐がゆ【××粥】

タイスズキなどの魚肉を細かくほぐしたものを入れたかゆ。

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精選版 日本国語大辞典 「霰粥」の意味・読み・例文・類語

あられ‐がゆ【霰粥】

  1. 〘 名詞 〙 ( 魚肉をあられに見立てて ) タイ、スズキなどの魚肉を細かく刻んで入れたかゆ。
    1. [初出の実例]「霰(アラレ)粥 鯛又は鱧の類の正肉(しゃうみ)を取り之を摺肉(すりみ)にし」(出典風俗画報‐二六一号(1902)飲食門)

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和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「霰粥」の解説

あられがゆ【霰粥】

鯛などの白身魚白焼きにして細かく身をほぐしたものを入れて煮たかゆ。器に盛り、熱いすまし汁をかけて食べる。

出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報

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