露地笠(読み)ロジガサ

デジタル大辞泉 「露地笠」の意味・読み・例文・類語

ろじ‐がさ〔ロヂ‐〕【露地×笠】

茶の湯で、雨天のとき、露地を通る際に使う、竹の皮でつくった大きい笠。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「露地笠」の意味・読み・例文・類語

ろじ‐がさ ロヂ‥【露地笠】

〘名〙 茶道で、雨の日の茶会の時、待合から茶室に通う露地の間でかざす大きな竹製の笠。
※随流斎延紙ノ書(1686頃)「路次笠に緒なき事、むかしよりなし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android