普及版 字通 「靆」の読み・字形・画数・意味


24画

[字音] タイ・ダイ
[字訓] くもる

[字形] 形声
声符は(逮)(たい)。〔玉〕に「らかならざるなり」とあり、雲がたなびいて、日を蓋(おお)うことをいう。靉靆(あいたい)は雲のさかんなさま。靉靆と連語にして用いる。

[訓義]
1. くもがなびく、くもる。
2. 明らかでない、ぼんやり。
3. 老眼鏡

[古辞書の訓]
名義抄〕靉靆 クモル 〔立〕靆 クモル・クラシ 〔字鏡集〕靆 クラシ・クモル・タナビク

[下接語]
靉靆

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android