青々(読み)あおあお

精選版 日本国語大辞典 「青々」の意味・読み・例文・類語

あお‐あおあをあを【青青・蒼蒼・碧碧】

  1. [ 1 ] 〘 形容動詞ナリ活用 〙 いかにも青いさま。
    1. [初出の実例]「水うち流してあをあをなる硯がめの」(出典:前田本枕(10C終)二九二)
  2. [ 2 ] 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる ) いかにも青いさま。また、一面に青いさま。
    1. [初出の実例]「御ぐしはあをあをとつゆくさをぬりたるとかや」(出典:風につれなき物語(13C頃))
    2. 「枇杷の葉影の蒼々した部屋で」(出典:黴(1911)〈徳田秋声〉五二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む