青宮寺(読み)せいぐうじ

日本歴史地名大系 「青宮寺」の解説

青宮寺
せいぐうじ

[現在地名]稲沢市北島町 上中

八神やがみ街道の北にある。上皇山と号し真宗大谷派。本尊阿弥陀如来。境内八六一坪。もと矢合やわせ村にあって、西の坊青宮殿にしのぼうせいぐうでん寺と号し、天台宗聖徳太子像を本尊としていたが、明応九年(一五〇〇)住僧祐海が真宗に改宗し、永正元年(一五〇四)現地に移したと伝える(徇行記)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 わせ にし

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android