青山利永(読み)あおやま としなが

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「青山利永」の解説

青山利永 あおやま-としなが

?-? 江戸時代中期の和算家
江戸の人。関孝和の門にまなび,のち同門の荒木村英に師事したという。正徳(しょうとく)5年にだされた穂積与信(とものぶ)の「下学算法」の遺題にこたえた「中学算法」を4年後の享保(きょうほう)4年(1719)にあらわした。著作ほかに「算法方陣之法解」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android