青山幸高(読み)アオヤマ ユキタカ

20世紀日本人名事典 「青山幸高」の解説

青山 幸高
アオヤマ ユキタカ

昭和期の馬術選手,実業家 全日本学生馬術連盟会長;日本馬術連盟理事;日本馬匹輸送自動車会社名誉会長。



生年
明治41(1908)年10月

没年
昭和61(1986)年1月28日

出身地
東京都

学歴〔年〕
東京帝大

経歴
元子爵。東大生当時、馬術部主将として関東学生リーグに2度優勝。戦争中は騎兵将校(陸軍少佐)として中国各地を転戦。戦後昭和22年日本馬匹輸送を設立、55年まで社長。35年のローマ五輪で馬術監督。糖尿病などの持病、あるいは日本馬術連盟の内紛を苦にしていたとみられ、60年12月に自宅を出たまま行方不明になり、翌61年1月に死後1ケ月半ほど経た死体で発見された。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「青山幸高」の解説

青山幸高 あおやま-ゆきたか

1908-1985 昭和時代の馬術選手。
明治41年10月28日生まれ。東京帝大馬術部主将をつとめ,関東学生リーグで2回優勝。昭和22年日本馬匹輸送自動車を設立。35年ローマ五輪で馬術監督をつとめ,日本馬術連盟理事,全日本学生馬術連盟会長を歴任。昭和60年12月14日死去。77歳。東京出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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