青嶂(読み)せいしょう

精選版 日本国語大辞典 「青嶂」の意味・読み・例文・類語

せい‐しょう‥シャウ【青嶂】

  1. 〘 名詞 〙 樹木が生い茂って青々とした高くけわしい峰。青山
    1. [初出の実例]「梵宮青嶂聳、仙島碧流回」(出典:南游稿(1425頃)次韻東洋典蔵送池知客行)
    2. 「風に嘷(さけ)ぶ青嶂(セイシャウ)の外、雨に嘯(うそむく)古林の中、尖れる鼻先、蔓(はびこる)尾」(出典浄瑠璃蘆屋道満大内鑑(1734)一)
    3. [その他の文献]〔宋之問‐遊法華寺詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む