青嶂(読み)せいしょう

精選版 日本国語大辞典 「青嶂」の意味・読み・例文・類語

せい‐しょう‥シャウ【青嶂】

  1. 〘 名詞 〙 樹木が生い茂って青々とした高くけわしい峰。青山
    1. [初出の実例]「梵宮青嶂聳、仙島碧流回」(出典:南游稿(1425頃)次韻東洋典蔵送池知客行)
    2. 「風に嘷(さけ)ぶ青嶂(セイシャウ)の外、雨に嘯(うそむく)古林の中、尖れる鼻先、蔓(はびこる)尾」(出典浄瑠璃蘆屋道満大内鑑(1734)一)
    3. [その他の文献]〔宋之問‐遊法華寺詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android