旺文社世界史事典 三訂版 「青年トルコ(党)」の解説
青年トルコ(党)
せいねんトルコ(とう)
Genc Türk
パリに留学した若いトルコ人知識層の理想主義者らによって1889年ごろに結成される。1908年,軍人エンヴェル=パシャの指導下に無血革命(青年トルコ革命)に成功し,アブデュル=ハミト2世にミドハト憲法の復活を認めさせた。以後政権を担当すること10年余,内政面の広汎な改革を行ったが,第一次世界大戦にドイツ側に加わって敗れ,事実上壊滅した。
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