青木鎌太郎(読み)アオキ カマタロウ

20世紀日本人名事典 「青木鎌太郎」の解説

青木 鎌太郎
アオキ カマタロウ

大正・昭和期の実業家 名古屋商工会議所会頭。



生年
明治7年10月17日(1874年)

没年
昭和27(1952)年1月5日

出生地
愛知県

学歴〔年〕
名古屋商卒

主な受賞名〔年〕
紺綬褒章〔昭和6年〕

経歴
イリス商会を経て、明治33年名古屋産時計の共同販売店を神戸に開業。日清事変で名古屋産時計の中国輸出販売に問題が発生すると上海に渡りこれを解決、業者の倒産を防いだ。この手腕を買われ、愛知時計製造(のちの愛知時計電機)に役員待遇で入社。大正14年社長に就任。昭和11〜15年、18〜21年の2回名古屋商工会議所会頭となり、東京の政財界とのパイプ役として中京地方の発展に務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「青木鎌太郎」の解説

青木鎌太郎 あおき-かまたろう

1874-1952 大正-昭和時代の実業家。
明治7年10月17日生まれ。中国での時計販売の手腕をかわれ,愛知時計製造(のち愛知時計電機)に役員待遇で入社,大正15年社長。昭和11年名古屋商工会議所会頭。東京の政財界とのパイプ役として中京地方の発展につとめた。昭和27年1月5日死去。77歳。愛知県出身。名古屋商業卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android