青柳新村(読み)あおやなぎしんむら

日本歴史地名大系 「青柳新村」の解説

青柳新村
あおやなぎしんむら

[現在地名]富山市青柳新

熊野くまの川右岸に位置し、富山藩領。西は杉瀬すぎのせ村、対岸は加賀藩領小黒おぐろ(現大沢野町)。飛騨街道(布市道)当村熊野川を渡り小黒村に至る。牧田まきだ・青柳・大井おおい今町いままち林崎はやしざきの青柳郷五ヵ村の開発出村として享保二年(一七一七)に村立てされた(水舞神社文書)。同六年の村付高改帳(島倉家文書)では高五〇四石余。寛政二年(一七九〇)の高物成品々手鏡では新田高四八石余・平均免一ツ四歩七厘余。所属組は清水しみず村と同じ。文化二年(一八〇五)の家数四・人数二二(高堂家文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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