日本歴史地名大系 「青柳杉並木」の解説 青柳杉並木あおやぎすぎなみき 群馬県:館林市青柳村青柳杉並木館林城下に通じる日光脇往還の沿道、南から青柳・小桑原(こくわばら)・新宿(しんじゆく)の三ヵ村地先にあった並木。起源については弘化三年(一八四六)の郡方演説帳(館林藩史料)に松平右近将監の時植立てられたとある。この並木を植えたといわれる松平(越智)家は宝永四年(一七〇七)から享保一三年(一七二八)までと、延享三年(一七四六)から天保七年(一八三六)まで二度館林に在城し、二代武雅まではいずれも右近将監を称した。武雅は厳密には右近将監を称さなかったからおそらく初代清武在城中の宝永七年から享保九年に至る一七年間に限定されよう。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by