遍照(読み)へんじょう

精選版 日本国語大辞典「遍照」の解説

へん‐じょう ‥ゼウ【遍照】

[1] 〘名〙 (「へんしょう」とも) すみずみまで行きわたるように照らすこと。特に、法身(ほっしん)光明があまねく世界を照らすこと。
※菅家文草(900頃)一二・為左兵衛少志坂上有識、先考周忌、供養一切経法会願文「呑炎州以為哀、非逝魂遍照之道
※野分(1907)〈夏目漱石〉五「暗黒世界を遍照(ヘンゼウ)せんが為め」
[2]

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デジタル大辞泉「遍照」の解説

へん‐じょう〔‐ゼウ〕【遍照】

[名](スル)《「へんしょう」とも》あたりくまなく照らすこと。特に、法身ほっしんの光明があまねく世界を照らすこと。

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歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典「遍照」の解説

遍照
(通称)
へんじょう

歌舞伎・浄瑠璃の外題。
元の外題
僧正遍照
初演
天保2.3(江戸・中村座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

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