青法師(読み)あおぼうし

精選版 日本国語大辞典 「青法師」の意味・読み・例文・類語

あお‐ぼうしあをボフシ【青法師】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「あおほうし」とも ) 昔、剃髪(ていはつ)して、輿(こし)をかついだり、長刀(なぎなた)を持ったり、馬の口を取ったりした者。高位僧侶に仕えた。青服を着ていたところからいう、との説もある。力者(りきしゃ)
    1. [初出の実例]「自其直有御社参御輿(はりごし)御力者十二人〈青法師〉自三宝院折烏帽子御直垂」(出典花営三代記‐応永二九年(1422)一二月二一日)

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