青筵(読み)あおむしろ

精選版 日本国語大辞典 「青筵」の意味・読み・例文・類語

あお‐むしろあを‥【青筵】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 七島藺(しちとうい)で織った畳表。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「敷換へて正月遅し青莚〈秋毛〉」(出典:俳諧・新類題発句集(1793)冬)
  3. 青みの残った新藁(しんわら)で作ったむしろ。つき上げた餠を並べて載せておく。餠筵
    1. [初出の実例]「草庵の一の宝や青むしろ」(出典:俳諧・類題発句集(1774)冬)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む