静やか(読み)シズヤカ

デジタル大辞泉 「静やか」の意味・読み・例文・類語

しず‐やか〔しづ‐〕【静やか】

[形動][文][ナリ]もの静かであるさま。落ち着いた感じのするさま。
「水枝が居た時よりもなお一層清らかに―に、そして安らかに楽しく見えた」〈素木しづ松葉杖をつく女〉

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精選版 日本国語大辞典 「静やか」の意味・読み・例文・類語

しず‐やかしづ‥【静やか・閑やか】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ( 「やか」は接尾語 )
  2. 静かなさま。ひっそり。
    1. [初出の実例]「しづやかにふりてくらす日、ほととぎすかすかになきわたり」(出典:宇津保物語(970‐999頃)楼上下)
  3. 穏やかで落ち着いたさま。
    1. [初出の実例]「しづやかになまめい給へれば」(出典:源氏物語(1001‐14頃)乙女)
    2. 「肩に小腰をゆり合はせ、しづやかに舞ふたりけり」(出典:雲形本狂言・靫猿(室町末‐近世初))

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