静古館跡(読み)せいこかんあと

日本歴史地名大系 「静古館跡」の解説

静古館跡
せいこかんあと

[現在地名]佐賀市金立町大字金立字大門

金立きんりゆう神社の二の鳥居より東へ入ったところにある、儒者古賀精里の長子古賀太郎左衛門穀堂の家塾の跡。竹林谷川があり閑静な場所。

穀堂は文化三年(一八〇六)藩校弘道館の教授となり、「学政管見」を著して学問を奨励し、洋学を取り入れることを説いた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android