静古館跡(読み)せいこかんあと

日本歴史地名大系 「静古館跡」の解説

静古館跡
せいこかんあと

[現在地名]佐賀市金立町大字金立字大門

金立きんりゆう神社の二の鳥居より東へ入ったところにある、儒者古賀精里の長子古賀太郎左衛門穀堂の家塾の跡。竹林谷川があり閑静な場所。

穀堂は文化三年(一八〇六)藩校弘道館の教授となり、「学政管見」を著して学問を奨励し、洋学を取り入れることを説いた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android