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静的ルーティング

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ASCII.jpデジタル用語辞典の解説

静的ルーティング

ネットワークにおけるルーティング方式の1つ。静的ルーティングは、ルーティングのための情報をあらかじめルーターに設定しておき、常に固定的なルートを選択する方法。通常、各ルーターには最終到達点のネットワーク名(ネットワークアドレス番号)と、そこへ至るための隣接ルーターの情報を組みにしてセットしておく。パケットをルーティングする場合は、パケットの宛先アドレスから目的のネットワーク名を調べ、自分に隣接するどのルーターへ転送すればよいのかを調べる。受け取ったルーター側でも同じ処理を繰り返し、パケットを次々と転送していくことにより、最終的に目的のネットワークへとパケットを届ける。静的ルーティングでは、各ルーターが固定的なルーティング情報しか持っていないので、もし途中のルートで障害が発生すると、仮にほかに代替可能なルートがある場合でも、それを利用してパケットを転送することができない。また新たにネットワークが増えた場合には、自分で全ルーターの情報を変更しなければならないなど、管理の手間がかかるのが難点だ。特に、WAN環境では、ネットワーク構成ノードの追加/変更が頻繁に起こるため、静的ルーティングだけで対応するのはかなり困難である。

出典|ASCII.jpデジタル用語辞典
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