最新 地学事典 「静電分離法」の解説
せいでんぶんりほう
静電分離法
electrostatic separation
鉱物の電気的性質の差を利用して分離する方法。これには鉱物の電気伝導度の差を利用する方法と,誘電率の差を利用する方法(dielectric method)の2種がある。電気伝導度の差を用いて分離する場合は,一方の電極が接地された電場内に鉱物試料を置くと鉱物粒子はその電気伝導度によって異なる値に帯電し,大きな電荷を有する鉱物粒子が電極に誘引される。誘電率の差を利用する場合は試料を液中に入れ,電極も入れる。この方法は現在あまり用いられていない。
執筆者:嶋崎 吉彦
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

