出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…ただし,通常の流体ではバルク粘性率は小さいので無視できる。また高分子溶液などにみられるニュートンの法則から外れた粘性を非ニュートン粘性といい,そのような流体を非ニュートン流体と呼ぶ。いずれにしても粘性が働くことによって運動エネルギーは熱エネルギーに転化するが,これを粘性散逸という。…
…通常の流体では粘性応力は変形速度の一次関数となり(ニュートンの粘性法則),ニュートン流体と呼ばれる。高分子溶液などのようにニュートンの粘性法則からはずれる流体は非ニュートン流体という。また運動による密度変化が無視できる場合は縮まない流体(非圧縮性流体),密度変化を考えねばならない場合を縮む流体(圧縮性流体)という。…
※「非ニュートン流体」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...