非有非空(読み)ヒウヒクウ

デジタル大辞泉 「非有非空」の意味・読み・例文・類語

ひう‐ひくう【非有非空】

仏語。いっさいのものは、有るのでもなく無いのでもない、いずれにも偏らないものであること。中道

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「非有非空」の意味・読み・例文・類語

ひう‐ひくう【非有非空】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。万物実相は、有(う)(実在するもの)でもなければ有無を超えた空(くう)でもないとする観念。中道。〔往生要集(984‐985)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む