面目次第(読み)めんぼくしだい

精選版 日本国語大辞典 「面目次第」の意味・読み・例文・類語

めんぼく‐しだい【面目次第】

  1. 〘 名詞 〙 面目をていねいにいった語。多く「面目次第もない」などの形の打消表現で用いる。
    1. [初出の実例]「於父子中、菟角申事、雖面目次第」(出典高野山文書‐応永三二年(1425)八月一六日・鞆淵範景起請文)
    2. 「先生さりとはめんぼくしだいもござりませぬ」(出典:黄表紙・高漫斉行脚日記(1776)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android