革マル派(読み)かくまるは

世界大百科事典(旧版)内の革マル派の言及

【学生運動】より

…しかし,日米安保条約は自然承認され,ブントはその敗北の総括をめぐって,10月に〈戦旗〉〈プロレタリア通信〉〈革命の通達〉の3派に分裂し,その後15,16派に分かれたブント各派への大分裂のはじまりとなった。 ブント解体の1961年以降,全学連中央執行部は革共同の学生組織マル学同(日本マルクス主義学生同盟)が握るが,63年4月,革命党の建設優先を主張する革マル派(革命的共産主義者同盟革命的マルクス主義派)と,大衆闘争重視の中核派(革命的共産主義者同盟全国委員会)に革共同が分裂,64年末まで革マル派が全学連を握った。同年,共産党・民青(日本民主青年同盟)系全学連が再建され,66年には中核派とブントの学生組織社学同(社会主義学生同盟),さらに社会党の青年組織から生まれた社青同(日本社会主義青年同盟)解放派によって三派全学連が結成され,三つの全学連時代に入る。…

※「革マル派」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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