革新普及理論(読み)かくしんふきゅうりろん(その他表記)innovation diffusion theory

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「革新普及理論」の意味・わかりやすい解説

革新普及理論
かくしんふきゅうりろん
innovation diffusion theory

ロジャースが,革新普及過程における対人的コミュニケーション構造を「採用者カテゴリー」という仮説で示した理論。革新は革新者,初期採用者,前期追随者,後期追随者,遅滞者によって順次採用されるというものである。初期採用者は人々への影響力を持ち,オピニオン・リーダーとして普及に貢献するとされている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android