鞍状鉱脈(読み)あんじょうこうみゃく(その他表記)saddle reef

岩石学辞典 「鞍状鉱脈」の解説

鞍状鉱脈

層状鉱脈一種で,褶曲した地層の背斜の頂上部の隙間に形成された鉱脈.コンピーテント(competent)層とインコンピーテント(incompetent)層が続いた層が褶曲した頂上部分に見られる石英で充填された空洞である.例えば珪岩スレートなどの場合がある.鞍部(saddle)は地背斜の頂上部では普通に見られるもので,断面では石英が褶曲を覆っていて,いわば鞍のように見える.良く知られた鞍状鉱脈はオーストラリアのヴィクトリア州のベンディゴ(Bendigo)の含金鉱床がある[Bateman : 1952,地学団体研究会 : 1996].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

最新 地学事典 「鞍状鉱脈」の解説

くらじょうこうみゃく
鞍状鉱脈

saddle reef

層状鉱脈の一種。褶曲した地層の背斜の頂部に形成された鉱脈。オーストラリアのビクトリア州Bendigo金鉱床で緩傾斜の背斜軸部に生成したものに命名。褶曲の脚部に生じたものをレッグリーフ(leg reef)と呼ぶ。

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