鞘がある(読み)さやがある

精選版 日本国語大辞典 「鞘がある」の意味・読み・例文・類語

さや【鞘】 が ある

  1. 本心を包んで、相手になかなかあらわさない。相手にうちとけず、心中に隔て心をもつ。隔意があることのたとえ。
    1. [初出の実例]「お師匠の詞に鞘があらうかと存じられ」(出典:浄瑠璃・伊賀越道中双六(1783)八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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