鞠養(読み)きくよう

精選版 日本国語大辞典 「鞠養」の意味・読み・例文・類語

きく‐よう‥ヤウ【鞠養】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「鞠」も「養」も、やしない育てるの意 ) 育て養うこと。鞠育
    1. [初出の実例]「慈母鞠養之恩。終身無由以報」(出典:丱余集(1409頃)下・法華経跋)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐劉般伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「鞠養」の読み・字形・画数・意味

【鞠養】きくよう(やう)

養い育てる。〔後漢書、劉般伝〕早く母を失ふ。同の弟原ほ幼し。(父)紆親自(みづか)ら鞠し、常に與共(とも)に臥す。

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