音にのみ(読み)おとにのみ

精選版 日本国語大辞典 「音にのみ」の意味・読み・例文・類語

おと‐に‐のみ【音のみ】

  1. ( 「うわさにだけ」の意 ) うわさにだけ聞くというところから、「聞く」と同音の「菊」、地名「企救(きく)」にかかる。
    1. [初出の実例]「をとにのみ菊の白露よるはおきて昼は思ひにあへずけぬべし〈素性〉」(出典:古今和歌集(905‐914)恋一・四七〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む